アンメット・メディカルニーズ応えられる価値の高い新薬の創出を目指して
当社では、経営理念である「先端の創薬を通じて、人々の健康と明日の医療に貢献する」を念頭に、アンメット・メディカルニーズに応えられる価値の高い新薬の継続的な創出を目指して、研究開発力の強化に取り組んでいます。当社は、先端の技術と長年にわたり蓄積した性ホルモン、内分泌ホルモン研究の経験、そして積極的なオープンイノベーションの活用により、オリジナリティに富んだ多くの自社開発品を創出してきました。
研究の強み
創薬研究本部では、アンメット・メディカルニーズに応えられる価値の高い自社創製品の開発を目指して、創薬研究の強化を図っています。エビデンスを重視しながら市場のニーズを発掘し、オープンイノベーションも活用しつつ創薬シーズを探索しています。さらに、先端の技術と長年にわたり蓄積した経験の融合により、開発コンセプトの構築、新規物質の合成および開発化合物の絞り込みを行い、速やかにヒトを対象とする臨床試験に移行できるよう研究を進めています。また、自社創製品の導出を見据えた活動に加え、導入品の評価・開発についても研究面から積極的な活動を行っています。
開発の強み
開発本部では、経営理念である「先端の創薬を通じて、人々の健康と明日の医療に貢献する」を念頭に、患者さんに一日も早く有用な新しい治療薬をお届けすることを目指しています。医療関係者・提携会社の協力のもと、スペシャリティ領域に注力し、自社開発および他社より導入した新薬の臨床試験、既存医薬品の適応症追加によるライフサイクルマネジメントなどに取り組んでいます。さらに、当社の歴史が根ざした性ホルモン関連物質によるトータルヘルスケア(QOL向上や予防・未病など)への貢献にも再度注目し、患者さん目線で健康生活の課題解決に向けたシーズ探索、アライアンス活動や臨床開発を進めます。
外部リソースの活用(湘南研究所)
創薬シーズの充実や研究のスピードアップのため、研究アライアンス活動およびアカデミアや外部機関との協働を進めています。さらに、オープンイノベーションで創薬研究活動をより一層加速するため、2020年度に研究所を「湘南ヘルスイノベーションパーク」へ全面移転いたしました。