健康経営の取り組み
当社は「先端の創薬を通じて 人々の健康と明日の社会に貢献する」の経営理念のもと、企業活動を推し進めていく原動力は「人財」であると考えています。
全従業員の健康を経営的視点から考え、健康管理と働き方改革の両輪から取り組むことで、さらなる生産性、創造性の向上を図り、持続的に成長する会社を目指しています。
健康経営宣言
あすか製薬ホールディングス株式会社は「先端の創薬を通じて 人々の健康と明日の社会に貢献する」の経営理念のもと、企業活動を推し進めていく原動力は「人財」であると考えています。
全従業員の心と体の健康を保持・増進するため、健康経営を実現していくことをここに宣言いたします。
2021年4月1日
健康づくり責任者
代表取締役専務取締役 丸尾 篤嗣
あすか製薬ホールディングス株式会社 健康経営宣言
あすか製薬株式会社 健康経営宣言
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健康づくり責任者 メッセージ
代表取締役専務取締役 丸尾 篤嗣
あすか製薬は2018年より健康経営を実践し、従業員とその家族の健康維持・増進に向け、様々な健康施策に取り組んでまいりました。
2021年4月からは新たにあすか製薬ホールディング株式会社が発足し、これに伴い全グループ会社で志を一つに健康経営を推進してまいります。
あすか製薬ホールディング株式会社の健康経営は、従業員の健康管理に留まらず、心身の充実した従業員の自律的な成長と、組織のさらなる生産性および創造性の向上を目標に取り組みます。
従業員と組織、社会が相互に「健康」という価値のある幸せを共有できるよう様々な角度から健康経営を推進してまいります。
ホールディングスグループ推進体制
健康経営目標
当社はさらなる生産性と創造性の向上を目指し、さまざまな健康経営の取り組みを通して、プレゼンティーズム(会社に出社しているにもかかわらず、何らかの心身の不調により、労働生産性が低下している状態)の改善と従業員のエンゲージメント向上を目標とします。
健康経営のステージを「STEP」として位置づけ、2020年度までの取り組み「STEP1」を維持しながら、2021年度からは新たに「SETP2」の取り組みを実践してまいります。
新たな取り組み「SETP2」の健康維持・増進施策では、健康診断における有所見者が増加していることから、生活習慣の6項目(運動・睡眠・食事・喫煙・飲酒・メンタルケア)に特化した施策を実践します。また、要精密検査受診率が低下していることから、産業保健スタッフの受診勧奨強化により受診率改善を目標とします。
働き方改革では、アフターコロナを見据え、多様で柔軟な働き方の社内整備と従業員ひとりひとりのエンゲージメント向上に向けた施策に取り組みます。
健康の維持・増進、疾患の予防・早期発見 定期健康診断の徹底
当社の健康診断は、法定健診項目のほかに検査項目を追加して実施し、疾患の予防、不定愁訴の早期発見に役立てています。何らかの理由で未受診や、再検査が滞る従業員には、産業医や産業保健師が直接連絡を取り受診を促します。
全従業員の健康診断結果は産業医が確認し、必要に応じて健康指導を実施する一連のサイクルが確立しており、健康診断は2020年度から100%の実施率を維持しています。
また健診の結果から、特定保健指導の対象となった従業員には、運動習慣や食生活、喫煙といった基本的な生活習慣を見直すため、健康保険組合と連携し特定保健指導に参加するよう指導しています。当社は生活習慣病のリスク原因に対し、従業員自身が認識を高め、自らの健康課題を進んで改善できる風土醸成をめざしています。
生活習慣の改善
当社グループの中核をなすあすか製薬では、健康経営目標STEP2のステージに至り、生活習慣改善に向けた取り組みを実践しています。2025年までに達成すべき数値目標を掲げ、運動・睡眠・食事・喫煙・飲酒・メンタルヘルスケアに関する様々な施策を実践しています。従業員自らが健康経営施策を自分ごととして認識し、自らが自立し行動する風土を醸成しています。
メンタルヘルスの不調を早期発見
ストレスチェックの徹底
メンタルヘルスの不調を従業員自身が見逃さない対策として、年1回のストレスチェック受検を勧奨し、2021年度から100%の実施率を維持しています。これに加え、ストレスの予防、軽減およびその対処法について、全従業員にeラーニングの教育研修を行っています。
万が一、不調に陥った場合にも、職場復帰のためのプログラムを用意し産業医や専門医が各職場と連携をとりながら、リハビリ出社を通じて円滑な復帰が図れるようにサポートしています。
またEAP(従業員支援)サービスを導入し、専門スタッフによる24時間無料カウンセリング等で全従業員およびその家族をバックアップしています。
ワークライフバランスの充実
(仕事と生活の調和)
当社は、健康維持・増進と働き方改革の両輪でワークライフバランス(仕事と生活の調和)の充実を目指します。多様な価値観を尊重することが重要であると考え、年齢や性別、属性にとらわれないすべての人材が活躍できる職場環境整備に努めています。
ワークライフバランス充実に向けた両立支援
ワークエンゲージメントの向上
当グループでは、2021年度より全従業員にエンゲージメント調査を実施しています。回答率は100%と高い水準を保っており、従業員の生の声を吸い上げる施策として継続しています。エンゲージメント関連の様々な指標のうち、仕事に対する「活力・熱意・没頭」から構成されるワークエンゲージメントと、困難に直面した際の「解決力」に注目したメンタルタフネス度に指標を定めています。いずれも組織として取り組むことにより開発できる能力であることに注目し、従業員の自律的な成長と、組織全体のさらなる創造性の向上をめざしています。
健康経営戦略マップ
あすか製薬ホールディングスはさまざまな施策を実践し、健康経営に取り組みます。
※画像をクリックすると拡大表示いたします。
基本施策
主な施策の一例
コーポレートアイデンティティ企画
あすか製薬ホールディングス株式会社の起源となるあすか製薬株式会社は100年を迎えた企業です。これまで紡いできた伝統を従業員と共に未来に繋げていくため、コーポレートアイデンティティ企画を実施しています。
2021年度は、製品発売100周年を迎える甲状腺治療薬「チラーヂン」からテーマを取り上げ、不定愁訴の早期発見を目的として全従業員に「甲状腺機能検査(TSH・FT3・FT4)」を実施しました。甲状腺機能異常に「体が疲れやすい」ことが含まれるため、不定愁訴発見の一助となるよう定期健康診断に会社が費用を負担し導入しました。甲状腺機能検査は好評で97.9%の従業員が「検査を受けてよかった」と回答しています。この検査は数年に一度、定期的に行います。
2021年度コーポレートアイデンティティ企画(甲状腺機能検査)従業員アンケート結果
⼥性のための健康ラボMint+が社内向けアンケート実施した際に「体がだるく疲れやすい」と回答した女性の割合が、男性に比べ1.7倍であったことから、女性従業員の多くが何らかの不定愁訴に悩んでいる姿が浮き彫りとなりました。また、女性自身が女性の体に関する知識が無いと感じている事や、男性従業員も職場の女性が何らかのつらい症状を感じつつ就労している事を理解していることを把握しました。
2022年度は、前年に引き続き、不定愁訴発見の一助となるよう定期健康診断に「フェリチン値(貯蔵鉄量)」の測定を導入しました。これに加え社内コラボによるヘルスリテラシー向上ための施策として、女性の健康に関する社内勉強会や産婦人科医師による貧血に関する講演会、社員食堂での鉄分補給メニュー提供を一連の施策として実践しました。女性の健康に関する社内勉強会では経営層が直接コミットメントし開催され「役に立った84%」「研修内容に満足89%」と従業員が回答しています。
女性のための健康ラボ Mint+ 社員食堂コラボ企画
あすか製薬株式会社は、女性が健康で豊かな人生を送るためのヒントを社会に発信していく「女性のための健康ラボ Mint+」を設立しています。
幅広いライフステージを対象とした女性特有のつらい症状に寄り添い、女性のカラダや健康に関する正しい情報を一般の方向けに発信しています。
女性の健康に関するオンラインイベントや、性教育に関する高校保健体育の副教材提供など、さまざまな活動を展開しています。社内では「女性のための健康ラボ Mint+」が公開しているヘルシーレシピを社員食堂のメニューに取り入れ従業員に提供しました。
今後も社内外へ向けた積極的な情報発信を継続し、女性の健康に寄与してまいります。
女性のための健康ラボ Mint+
健康づくり講演会
毎年さまざまな分野から健康に関するテーマを取り出し、健康づくり講演会を実施しています。
2021年度は従業員アンケートで生産性低下の原因と感じられる眼精疲労、肩こり腰痛などの解消ストレッチをオンラインヨガイベントで実施しました。毎月6日を30分のヨガストレッチの日として従業員に周知し、実施後もアーカイブ動画をイントラネットで公開することで、運動習慣定着に役立てました。
その他の施策
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運動施策
健康づくり講演会 オンラインイベント
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運動習慣の定着にむけて 健康保険組合主催
Webウォーキング大会参加
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健康になろうWEEK
健康診断結果連動企画
ヘルシーメニュー
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飲料施策
自動販売機 健康飲料推奨
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禁煙推奨Day
スワンスワンの日(吸わん吸わんの日)
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イントラネット
健康サイト・感染症予防サイト
健康経営に関する 関連データ集
健康経営に関するデータブック ダウンロード
健康経営の普及活動
当社は、健康経営を推進するため、様々な企業との情報交換を積極的に実践し、自社の健康経営の企画・推進に役立てています。
また、当社のみならずサプライチェーン企業においても、健康経営の取り組み状況、労働安全衛生関連の法令遵守状況、認証取得状況をふまえ、当社従業員のみならず、サプライチェーン企業間でも健康経営に取り組み、企業活動に関わる人々の健康を推進してまいります。
当社は2018年10月、健康経営の取り組みの一環として「KENKO企業会」に入会しました。
KENKO企業会は経営トップのリーダーシップの下、従業員の健康増進を真剣に考える企業14社が2016年に設立し、現在62社が活動しています。
会員各企業がボランティアベースで集い、共通の健康増進テーマ(健診、運動習慣、食事改善、禁煙等)に対し各社の意見交換を行い、互いに学び合うことを活動の主軸としています。成果は広く会員外の企業にも情報提供し、健康経営の普及に貢献することを目的としています。
外部からの評価
当社は、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人ホワイト500」に6年連続で認定されました。
年 |
外部評価 |
2024 |
健康経営優良法人2024 ホワイト500 認定
(あすか製薬ホールディングス株式会社)
健康経営優良法人のうち、上位500社に選出され「健康優良法人2024ホワイト500」に認定されました。
「健康経営優良法人ホワイト500」6年連続認定のお知らせ |
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2023 |
健康経営優良法人2023 ホワイト500 認定
(あすか製薬ホールディングス株式会社)
健康経営優良法人のうち、上位500社に選出され「健康優良法人2023ホワイト500」に認定されました。
「健康経営優良法人ホワイト500」5年連続認定のお知らせ |
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2022 |
健康企業宣言®金の認定 更新取得
(あすか製薬株式会社)
健康企業宣言の取り組みとは、日本健康会議の「健康なまち・職場の健康づくり宣言2020」における「協会けんぽ等の保険者のサポートを得て健康宣言等に取り組む企業を1万社(現在は3万社)以上とする」宣言の実現に向けた取り組みです。
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健康経営優良法人2022 ホワイト500 認定
(あすか製薬ホールディングス株式会社)
健康経営優良法人のうち、上位500社に選出され「健康優良法人2022ホワイト500」に認定されました。
「健康経営優良法人ホワイト500」4年連続認定のお知らせ |
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2021 |
健康企業宣言®金の認定 取得
(あすか製薬株式会社)
健康企業宣言の取り組みとは、日本健康会議の「健康なまち・職場の健康づくり宣言2020」における「協会けんぽ等の保険者のサポートを得て健康宣言等に取り組む企業を1万社(現在は3万社)以上とする」宣言の実現に向けた取り組みです。
当社子会社の「健康優良企業『金の認定』」取得についてのお知らせ |
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健康経営優良法人2021 ホワイト500 認定
(あすか製薬株式会社)
健康経営優良法人のうち、上位500社に選出され「健康優良法人2021 ホワイト500」に認定されました。
「健康経営優良法人 ホワイト500」3年連続認定のお知らせ |
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2020 |
健康経営優良法人2020 ホワイト500 認定
(あすか製薬株式会社)
健康経営優良法人のうち、上位500社に選出され「健康優良法人2020 ホワイト500」に認定されました。 |
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2019 |
健康企業宣言®銀の認定 取得
(あすか製薬株式会社)
健康企業宣言の取り組みとは、日本健康会議の「健康なまち・職場の健康づくり宣言2020」における「協会けんぽ等の保険者のサポートを得て健康宣言等に取り組む企業を1万社(現在は3万社)以上とする」宣言の実現に向けた取り組みです。 |
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健康経営優良法人2018 ホワイト500 認定
(あすか製薬株式会社)
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。 |
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