気候変動に関する取締役会の監督
取締役会は、2023年3月に脱炭素への取り組みとして『2050年カーボンニュートラルに向けて取り組み、脱炭素社会の実現に貢献します。』というビジョンのもと、中期目標として2030年度 CO2排出量を2013年度比で46%削減することを宣言しました。 環境にかかるマテリアリティ「環境の保護と環境負荷の継続的低減」においては、環境保護と環境負荷の継続的低減および環境マネジメント推進という全社行動計画と7つのKPIを掲げています。ESG委員会はESG戦略について決定し、ESG推進会議より定期的に(年2回以上)取締役会に答申/報告しています。取締役会は、答申・報告された内容を半期ごとに監督しています。 2023年4月には、取締役の担当職務委嘱を変更し、代表取締役専務取締役をサステナビリティ担当取締役としました。
中期環境計画
当社グループ中核企業のあすか製薬では、環境経営を効率的に実践するため、中期環境計画を策定し、環境管理全般をテーマとする「全社環境管理会議」を定期開催しています。
2023年度の会議では「2022年度中期環境計画の実績と2023年度の目標」について議論を行いました。参加者間で情報を共有し、意見交換することにより、全社での環境対策推進に寄与しているものと考えています。
環境マネジメントシステム
環境監査
当社グループの生産機能を担っているあすか製薬いわき工場では、環境マネジメントシステムの国際規格である 「ISO14001」 の認証を取得しました。定期的に外部審査を受けることによって、認証の維持および更新をしています。また、外部監査に加え、環境マネジメントシステムが適切に運用されているか定期的に内部監査しています。
ISO14001の取得状況
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2019年度 |
2020年度 |
2021年度 |
2022年度 |
2023年度 |
ISO14001
認定施設数 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
ISO14001
認定割合(%) |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
取引先の環境に関する取り組み支援
当社グループは、あらゆる事業活動において、気候変動を含めた環境への配慮に努めています。地球環境の保全と持続可能な社会実現への貢献を期し、取引先には当社環境マネジメント/環境理念への理解を図ります。
また、グリーン調達を通じて、取引先の環境に関する取り組みを支援しています。
- 詳細は別ページ「サプライチェーン」をご覧ください。
サプライチェーン
社内教育・社内浸透
あすか製薬ホールディングスグループは、事業活動を通した社会課題の解決のために、 ESG活動として従業員一人ひとりが「じぶんごと」として主体的に取り組む風土醸成に努めています。
社内教育
- ESGに係る基礎知識のための動画配信(半期毎)
- 外部講師による教育講演会
社内浸透
- 四半期毎に開催する推進責任者会議内容のフィードバック
- 部長格以上で構成されていた推進責任者への若手メンバーの参画
- 社内推進状況やトピックスを網羅したサスティナビリティニュースの配信
- 社内イントラネットにサステナブルページを新設
- わかりやすいマテリアリティ&KPIへの見直し
- 外部コンサルタントによる脱炭素ワークショップ開催