業績予想

当社グループでの事業の主力となる医療用医薬品事業においては、毎年薬価改定の影響を受けるものの、産婦人科領域製品の伸長等により、連結売上高は63,000百万円（前年同期比0.2%増）を見込んでおります。利益面につきましては、研究開発費を中心とした費用増が見込まれるものの、償却費等の減少があることから営業利益は6,700百万円（同3.1%増）、経常利益6,700百万円（同2.7%増）と増益を見込んでおります。また2024年3月期に発生した有価証券売却益の反動があることから、親会社株主に帰属する当期純利益は5,000百万円（同33.7%減）と想定しております。

当社グループは2021年度からスタートした中期経営計画において、スペシャリティファーマを基盤とするトータルヘルスケアカンパニーを目指し、2025年度にグループ全体で売上高700億円、営業利益率８%、ROE８%の目標数値を実現することを掲げています。現時点において、グループ各社の取り組みにより堅調な業績を維持しておりますが、今後も引き続き事業成長および目標実現に向けてグループ一丸となって取り組んでまいります。またサステナビリティ経営の一層の推進を図り、持続可能な社会の実現に貢献し、社会価値の創出による持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指してまいります。