Point2 あすかについて 強み編

ビジネスモデル(強み・競争優位性)

創立当初から培ってきたホルモンに関するノウハウを活用

あすか製薬ホールディングスは、「先端の創薬を通じて 人々の健康と明日の社会に貢献する」という経営理念のもと、「医療用医薬品事業」を中核に「アニマルヘルス事業」、「検査事業」など医療関連ビジネスを通じて、社会から信頼される会社として成長・発展していきたいと考えています。
 当社グループが創立当初から培ってきたホルモンに関するノウハウを活用して、医薬品の研究開発に取り組んでおり、「女性のヘルスケア」「内分泌ホルモン」に強みがあります。もともと人に使用していた医薬品を動物用に転用するなど、「アニマルヘルス」にて当社独自のシナジー効果を発揮しています。また、「微量検体検査」の技術も私たちの強みであり、それぞれが「ホルモン」という基盤のうえで事業を展開しています。

女性のヘルスケア

  • 産婦人科領域のリーディングカンパニー
  • 産婦人科領域売上 No. 1(自社推計:2024年3月期)

内分泌ホルモン

  • 内分泌ホルモンの研究・開発に取り組んで100年超
  • 甲状腺領域のリーディングカンパニー
  • 甲状腺関連製品の国内シェア95%

アニマルヘルス

  • 主要な繁殖用ホルモン剤のラインナップによる畜産分野における高い市場プレゼンス
  • コンパニオンアニマル分野における潜在的なニーズを意識した製品の提供
  • 飼料用必須アミノ酸のフルラインナップによる配合飼料の低たんぱく化への貢献

微量検体測定(非侵襲性検査)

  • 液体クロマトグラフィー・タンデム型質量分析法(LC-MS/MS)による独自の高感度測定技術
  • 多項目一斉ステロイドホルモン測定
  • 超高感度エストロゲン測定
  • 甲状腺関連物質の測定
  • 非侵襲的試料を用いた測定

企業風土として根づくDNAから生まれる最適なバリューチェーン

DNAが浸透したバリューチェーンこそ、あすか製薬らしい成長の源泉

あすか製薬のDNAは、「ホルモン製剤のパイオニアとして、そこにメディカルニーズがある限り、価値ある医薬品を届けるという使命感」です。過去、現在、そして未来にも、このDNAが当社のバリューチェーン(研究・開発・営業・生産・信頼性保証など)を担う従業員一人ひとりに根づき、メディカルニーズに対する挑戦へと突き動かします。これからも、DNAを従業員一人ひとりが自らの強みとして胸に刻み、あすか製薬ならではの価値創造を目指します。

あすか製薬のDNAあすか製薬のDNA

産婦人科領域への貢献

産婦人科領域への貢献によって、活き活きとした女性の活躍をサポート

少子高齢化や女性の活躍推進、医療費の膨張やアンメット・メディカルニーズ(※)への対応など、私たち製薬企業を取り巻く環境はさまざまな課題に直面しています。そのなかでも、あすか製薬はホルモン製剤のパイオニアとして、これまで築き上げてきた産婦人科領域でのプレゼンスを活かし、特に女性のQOL(Quality of Life:生活の質)向上をサポートするスペシャリティファーマとしての存在感を高め、使命を果たしています。

※アンメット・メディカルニーズ=まだ満たされていないメディカルニーズ

あすか製薬の提供価値