主要なマテリアリティの取り組み実績
特にステークホルダーからの関心が高いマテリアリティのKPIに対する取り組み実績をご紹介します。
「ESG委員会」を通してマテリアリティに対する取り組み状況を把握し、更なる改善につなげてまいります。
E: 環境の保護と環境負荷の継続的低減 |
全社行動計画 |
環境保護と環境負荷の継続的低減及び環境マネジメント推進 |
対応するSDGs |
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KPI |
2024年度上期 報告 |
CO2排出量削減: 2013年度比46%削減(2030年度) |
- ◎いわき工場CO2排出量(2024年度上期):
- CO2フリー電力購入反映値:4,185[t-CO2] ⇒前期比87%(2023年度上期:4,826[t-CO2])
- CO2フリー電力購入未反映値:4,677[t-CO2] ⇒前期比92%(2023年度上期:5,104[t-CO2])
- ◎第1製剤棟改修工事が完了し、5月本格稼働を開始。6月から太陽光発電PPAが運用開始となり、発電電力がCO2フリーであること、東北電力からのCO2フリー電力購入比率が16%から32%に増加したこと等が起因し、前年と比較しCO2排出量が減少した。
- ◎いわき工場CO2削減の取組事項:①太陽光導入/②ヒートポンプ導入/③CO2フリー電力購入/④第4製剤棟機械室の蒸気配管にエコクロスジャケット導入
- ◎全社エネルギー管理会議を7月24日に開催し、年度目標および中長期目標を確認した。
- ◎電気使用量2024年度上期実績:444,618kwh(2023年度上期実績:432,129kwh 対前年度比103%)/ガス使用量2024年度上期実績:33,210㎥(2023年度上期実績:34,200㎥ 対前年度比97%)
- ◎2023年度本社ビル電気使用量相当分(836,353kwh)について2024年6月にJPEX市場にてFIT非化石証書および再エネ証明書取得。 これにより本社ビルCO2排出量は373t-CO2減となった。
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廃棄物総量の削減 |
- ◎いわき工場廃棄物総量: 2021年(157t) 2022年(137t) 2023年(159t)2024年(上期:67t/1Q:38t 2Q:29t/ 再資源化量:63t/最終処分量:4t)
- 第1製剤棟の生産量増加に伴い、容器資材(梱包材・保冷剤など)の総量が増加した。 内訳は 67 tに対して、再資源化量 63 t、最終処分量は 4 t(原材料・最終製品など)。破砕機による樹木等の破砕を実施し一般廃棄物の発生量を20%抑制をした。
- ◎2024年度上期の本社ビル廃棄物総量:14.1t(港区提出2024年度年間廃棄物計画量34.4tに対し41%)
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リサイクル率の向上 |
- ◎いわき工場再資源化率(リサイクル率):2021年(58%)2022年(79%)2023年(95%)2024年(1Q:94.7%/ 2Q: 93.1%)
- ◎上期再資源化率は93.9%と有価物リサイクル化により順調に推移。
- ◎2024年度上期の本社ビル廃棄物に占めるリサイクル処理される廃棄物割合:4月‐9月廃棄物リサイクル率 72.9% (リサイクル量10.3t/廃棄物量14.1t)
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環境対策の推進 |
- ◎いわき工場にて地域のボランティア活動として、いわき市アダプトプログラム参画による環境美化運動を毎月計画通り実施した。
- ◎本社_文具事務用品グリーン商品購入を推進 グリーン商品購入比率45%(2024年4月∼9月)
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環境に配慮した事業展開 |
- ◎イニシアティブ「再エネ100宣言 RE Action」への2023年度分取り組み報告。
- ◎チラーヂンの環境に配慮した包装変更を実施した。
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天然資源使用量の削減 |
- ◎アニマルヘルスにおいて、飼料添加物フィターゼの販売により天然資源であるリン鉱石の使用削減と、塩酸L-ヒスチジンを上市し、養魚飼料の魚粉使用量低減及び天然魚粉資源の保護に貢献。
- ◎本社ビル:水使用量(市水) 2024年度上期実績 3,913㎥(2023年度上期実績 4,133㎥)
- ◎ホームページに「水資源への取り組み」ページを新設。
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環境負荷物質排出低減
(低たんぱく飼料普及による環境への窒素負荷軽減) |
- ◎アニマルヘルスにおいて、飼料用アミノ酸の普及により飼料の低タンパク化に貢献している。
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