TNFD提言に基づく情報開示

TNFD提言への対応

当社グループは、事業活動に伴う環境への負荷が生物多様性に影響を及ぼしていることを認識し、生物多様性の維持・保全のため、省資源や気候変動対策など、さまざまな環境負荷の低減に努めています。また、動物用医薬品事業と動物用飼料添加物事業の展開を通じて、人と動物が共生できる社会づくりにも貢献しております。
そのようななかで、ワーキングチームのもとTNFD※1フレームワークに沿った情報開示準備を開始いたしました。まずは、2025年4月に全社員を対象に「生物多様性」に係るオリジナル研修動画※2を配信し、社員の意識高揚と方向性共有をはかりました。
併せて、LEAPアプローチ※3に基づき、当社グループ事業に係るバリューチェーン全体で、主に以下の自然関連リスクと機会の識別をはかるとともに、ENCORE※4を用いた当社グループ事業において重要度の高い自然への依存と影響の確認を完了致しました。
今後、これら一連の当社事業の自然への依存と影響の確認とリスク・機会の特定と対応策の整理完了次第、係る情報を順次開示してまいります。

※1: Taskforce on Nature-related Financial Disclosure

※2: AEN(Aska ESG Now)として4/10月に社員全員が共有すべきESGに関わる重要テーマに関するオリジナル動画を当社グループ社員に配信。第10回目に「生物多様性」をテーマとしてとりあげました。(視聴率:100% 確認テスト正解率:81%)

※3: 自然関連課題を評価・管理するために、TNFDが開発した評価手法。Scoping/Locate/Evaluate/Assess/Prepareの4つのステップからなり、このアプローチを用いた分析を行うことにより、TNFD開示提言で開示すべき内容の多くをカバー可能。

※4: (Exploring Natural Capital Opportunities, Risks and Exposure)セクター別の自然資本への依存と影響を評価するツール

生物多様性の取り組み

当社グループの生物多様性の取り組みは、こちらをご覧ください。

生物多様性